プログラム紹介

プログラム紹介

 

GSAファシリテーター(GSA-F)とGSAレビューアー(GSA-R)はリベラルアーツ研究教育院(ILA: Institute for Liberal Arts)での活動を通して、GSAデベロッパー(GSA-D)はオンライン教育部門(OCRD: Online Content Research and Development Section)での活動を通して育成されます。GSAプログラムを修了すると、教育革新センターより認定証が授与されます。

 

リベラルアーツ研究教育院(ILA)での活動を通して

GSAファシリテーター・GSAレビューアー

リベラルアーツ研究教育院のコア学修科目「リーダーシップ道場」「ピアレビュー実践」「リーダーシップアドバンス」の履修を通して認定を受けます

 

オンライン教育部門(OCRD)での活動を通して

GSAデベロッパー

OCRD(オンライン教育部門)での活動を通して認定を受けます



学士課程の授業に参画する大学院生は、学士課程の学生との見分けがしやすいようにベストと名札を着用します

オンライン教育部門(OCRD)でのMOOC開発の打ち合わせ中の風景

関連科目・関連活動について

  • 東工大立志プロジェクト
  • 教養卒論
  • リーダーシップ道場
  • リーダーシップアドバンス
  • ピアレビュー実践
  • OCRDでのTA活動

東工大立志プロジェクト

東工大立志プロジェクトの講堂講義風景

東京工業大学の教養教育の要石「東工大立志プロジェクト」は、入学直後に全学生が履修する教養教育入口の必修科目。教養教育を、各自のゴールに向かって志を立てるプロジェクトととらえ、そのための自己発見と動機づけを行う科目です。多彩なゲスト講師陣による講堂講義(約550人×2クラス)と、その内容に基づく少人数クラスでのワークショップ(約28人×40クラス)が交互に行われます。少人数クラスでは「リーダーシップアドバンス」の学生が、教員の指導のもとファシリテーターとして積極的に関わり、グループ内での発話を促したり、授業の一部を受け持ちます。
 

教養卒論

学士課程3年目の学生を対象とする、学士課程教養教育出口の必修科目。「東工大立志プロジェクト」のメンバーとほぼ2年ぶりに再結集し、1クラス60名程度で受講します。学生は、「自分の専門分野と自らの教養・経験とのかかわりに加え、世界をよくすることにどう貢献したいか・できるか、そのためには今後何を学ぶことが自分にとって必要か」をテーマに、グループの仲間や「ピアレビュー実践」の履修生のピアレビューを受けながら、5,000~10,000字程度の文章(教養卒論)を書きます。
 

リーダーシップ道場

リーダーシップ道場の授業風景

GSAプログラムの基礎科目。合意形成ゲーム、ブレーンストーミング、KJ法、ジグソー法などを通して、仲間の能力を最大限活かしながら目標に向かってチームを導くリーダーシップについて学びます。特定の要件を満たすと、「リーダーシップアドバンス」および「ピアレビュー実践」を履修する権利を得て実践段階に進むことができます。
 
 
 

リーダーシップアドバンス

GSAプログラムの実践科目で、「リーダーシップ道場」で特定の要件を満たした学生のみが履修できる科目です。学生はGSAファシリテーター(GSA-F)Candidateとして登録され、学士課程1年目第1クォーターの必修科目「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテーターとして積極的に関わり、学士課程学生の学びを促進します。実践を通して支援型リーダーシップを体験的に学ぶと同時に、学士課程新入生にとっての身近なロールモデルとして活躍できる機会が提供されています。特定の要件を満たすとGSA-Fとして認定されます。
 

ピアレビュー実践

GSAプログラムの実践科目で、「リーダーシップ道場」で特定の要件を満たした学生のみが履修できる科目です。学生はGSAレビューアー(GSA-R) Candidateとして登録され、学士課程3年目第3・4クォーターの必修科目「教養卒論」にピアレビューアーとして積極的に関わり、対面およびオンライン形式で学士課程学生の教養卒論執筆をサポートします。共感的な立場で相手のことを理解しながら、相手の主張を聞き出す・引き出すことを通して、他者の文章を適切に改善するチュータリングのスキルを体得することをねらいとしています。特定の要件を満たすとGSA-Rとして認定されます。
 

OCRDでのTA活動

OCRDでの活動風景

 

オンライン教育部門(OCRD:Online Content Research and Development Section)でのMOOC*開発などにTAとして積極的に携わり、教員と協働してオンライン授業用の教材制作を行います。OJT(On-the-Job Training)や映像教材制作ワークショップなどを通じて、コンテンツ制作力に加え、コーディネイト力、コラボレーション力を養う機会が提供されています。特定の要件を満たすとGSAデベロッパー(GSA-D)Candidateとして登録され、さらなる要件を満たすとGSA-Dとして認定されます。GSA-D認定後も引き続きMOOC開発に携わっている学生は、TAのリーダー的存在として活躍しています。

*Massive Open Online Course:大規模公開オンライン講座。OCRDでは2019年3月までにedX上で7つのMOOC を開発・公開しており、世界190か国から60,000人を超える受講者を集めています。
 
OCRD(オンライン教育部門)
 

認定証について

GSAプログラムを修了すると、教育革新センターより認定証が授与されます。
認定証は、学びのコミュニティの中でGSAとしての責務を果たした証であるとともに、受け取った人が今後その能力を活かして活躍することへの期待も表しています。